独 り 言

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ここに載せているものは自分の独断と偏見に満ちた内容を綴ったものです。



2018.10.31 安田純平氏への「自己責任論」は大本営発表を再来させる

太平洋戦争下の大本営発表は、実にデタラメなものだった。戦艦撃沈の戦果は4隻から43隻(10.75倍!)に 、空母撃沈の戦果は11隻から84隻(約7.7倍!)に水増しされ、反対に、戦艦の喪失は8隻から3隻に、空母の 喪失は19隻から4隻に圧縮された。
「俺は気に入らない」と言ってるに過ぎない「自己責任論」
これに比べ、今日の「自己責任論」は果たして公共的な議論なのか。単に、ネット上で荒れ狂うトロール( ネット暴徒)たちの、都合のいい棍棒になってはいないか。
国に迷惑をかけるな、われわれの税金を使うな、などの決まり文句もそうだ。クレーマーは、かならず主語 を大きくする。「国民は?!」「納税者は?!」「消費者は?!」。その実、ほとんどが「俺は気に入らない」 といっているにすぎない。
それなのに、この手の言葉は政治権力と歪に結びつくと、医療費の問題などに応用されかねないし、場合に よっては「政府の見解や勧告に歯向かうな」との主張につながりかねない。たいへん危うい。
今日はAを叩き、明日はBを叩く。そんな彷徨えるトロールたちをすぐになくすことはできないが、少なくと もそれらと距離を取ることはできる。その一歩として、安易な「自己責任論」との訣別を呼びかけたい。そ ちらのほうがよほど公共的である。
【文春オンライン】

戦争ジャーナリストの「自己責任論」は何とも言えないなあ! 戦争状態を知るすべをどう知っていくか他 国のジャーナリストに委ねるか。それとも自国民で知ろうとするのか?難しいところだと思う。その中で最 低、自国のジャーナリストの対しては敬意を持って対処はしてほしい。例えば、テロリスト反対の声明文を 言う中で、何もイスラエル国旗の前で言うことはないだろうと思う。そのため、後藤さんは殺された気がす る。たまたまかもしれないが、そこらへんは気を使ってほしい。一番最初に映像を見たとき、そんなことが 安田さんの時はなかったような気がする。もともと、イスラムの人々は本来平和主義者だと聞いている。そ れがこんな世の中になって無茶苦茶になったのは誰のせいなのだろうか?