自民・下村氏「職場放棄」発言、与野党から批判の声
憲法改正をめぐる国会の憲法審査会での議論が進んでいないことについて、自民党の下村憲法改正推進
本部長が、野党側を指して「職場放棄」などと批判した発言に対し、与野党から一斉に批判の声があが
りました。
自民党の下村憲法改正推進本部長はTBSのCS番組「国会トークフロントライン」で、今の国会でま
だ憲法審査会の議論が行われていないことに関連し、野党側を「国会議員として職場放棄だ」などと批
判しました。
これについて、国民民主党の原口国会対策委員長は強く反発しました。
「許しがたいことだと思います。“職場放棄をしてきた”、どの顔さげて言うのかと」(国民民主党
原口一博 国対委員長)
原口氏はこのように述べ、議論に臨む「環境をぶち壊し、挙げ句の果てに他者に責任を転嫁して罵倒す
るというのは、本気で憲法を議論する気持ちがないと受け止めた」と下村氏の発言に怒りをあらわにし
ました。
さらに、自民党と連立を組む公明党幹部からも批判の声があがりました。
「相手を非難して、かえって議論が進まないような状況を作ってしまうのではないかと、懸念すら覚え
る発言」(公明党 山口那津男 代表)
下村氏の発言をめぐっては、自民党の二階幹事長も苦言を呈していて、安倍総理が意欲を示す憲法改正
に向けた今の国会での憲法審査会の議論に暗雲が立ちこめた格好です。 「TBS NEWS」
自民党の閣僚がまたまた、墓穴をほった。野党・与党全体から一斉に批判されるこの内閣は何じゃ!安
倍の推し進めようする中身がなにもないから、欠席にはそれなりの理由がある。反対の意思表明がはっ
きりしているに過ぎない。その中から議論できるような状況を作らなければ、何もできない。間違った
憲法改悪を推進しようとする、中身では当然同じ土俵に立てないのは当たり前だ。このままでは改悪を
是とする内閣ではねえ???
安倍が作る憲法改悪に対しては断固反対の姿勢を示すべきだし、まともな議論をしてほしいものだ。
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