独 り 言

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2018.11.19 麻生氏演説「人の税金で大学に」 東大出身市長を批判

麻生太郎副総理兼財務相は17日、福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説し、東大卒の北 橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判した。安倍政権は、大学の財源の多様化 を進めるべきだとの方針を示している。
北橋氏は元民主党衆院議員で、前回2015年の市長選で自民党の推薦を受けて3選したが、麻生氏は 対抗馬を模索した経緯がある。北橋氏を攻撃する中での発言だが、国立大出身者に対する批判とも受け 取られかねず、不適切だとの指摘も浴びそうだ。
【東京新聞】2018年11月17日 20時29分

教育無償化を謳いながら、助成の多い国立大学出身者が安く教育を受けているのは事実であるが、本来 教育に関してはすべて無償化が望ましいのではないか!
例えば医学部ならば、実際にかかる費用はどのくらいなのかわからない。費用は無限大にかかってくる。 資質のある人間であってもお金のないために、医学部を諦めなければならない現実が生じてくる。それ は、知的財産の損失であり計り知れない額である。またその他の分野でも、基礎研究は実際お金になら ないが、将来を見据えると莫大なものとして評価されるだろう。「人の税金を使い学校に行った」とは いうものの将来への投資と考えるべきである。ただし、現在のように大学があまりにもひろき門になっ て、誰でも、学校を選ばなければどこかに行ける状態である。この状況はやはり多少はフィルターを掛 け選別の必要性が出てくるだろうが、しかしそれも国家財産の有無によると思う。幼児期から大学まで 無償化が理想であり、そこにすくしでも近づけようとしなければならないと思う。麻生の言っているこ とは本末転倒もいいところだ。