豊洲地下水、ベンゼン140倍…都は問題視せず
東京都は19日、豊洲市場(江東区)で7月から開場直前の10月5日までに実施した地下水調査の結
果を公表した。場内の1地点で環境基準の最大140倍【 ベンゼン 0.01mg/L以下】のベンゼンを検出
した。
発表によると、140倍が検出されたのは、今年6月に170倍を記録したのと同じ地点。都は、地上
部の安全に問題はなく、地下水管理システムの稼働を続ければ中長期的に水質は改善するとしている。
豊洲市場は10月11日に開場したが、都は今後も地下水調査を続け、定期的に結果を公表する方針。
2018年11月19日 20時13分
【ベンゼンの毒性】
ベンゼンは中枢神経系に大きな損傷、および骨髄への慢性的な損傷を与え、さらに発がん性を持つ物質
でもある。
ベンゼンは毒性のある(IARC のグループ1)有機化合物で,清涼飲料水製造中に食品添加物又は原料中に
存在する安息香酸とアスコルビン酸の反応で生成するため,食品由来汚染物質の範疇に属します。
この知見が得られたときは問題になりましたが,極めて微量であり,WHO 飲料水ガイドラインの
10 ppb{ppb(parts per billion)パーツ・パー・ビリオンの頭文字をとったもので、10億分の
いくらであるかという割合を示す数値。}1/109 (10億分の1以下であれば,問題は少ないだろ
うといわれています。
【公益財団法人 日本中毒情報センター】
豊洲のベンゼン基準値が異常に高いところで、できたとこですでに基準値を上回っている状況ならば、
なぜこんなところに市場を作るのか、小池知事の意図がわからない人間の食を扱うところで、基準値の
140倍なんて、言語道断である。築地から豊洲への移行に意味があったのだろうか?狭いだけなら、
もっと安全な場所を模索するべきで将来的に基準値を大幅にしたまわれることができるのならいいがそ
んなことは考えにくい。なあなあで済ましていく気がする。ここは厳密に確実な基準を設定しなくては
いけないところではないのか!
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