警視庁IPアドレス重視 ウィルス検査せず
最近、PC遠隔操作でウィルスに感染したパソコンから犯罪予告が書き込まれた事件で、警視庁が無職の男
性を逮捕し、男性のPCが遠隔操作された可能性を想定せずに、いわゆる想定外の逮捕劇を演じた。IPア
ドレス飲みを信じたのであろうが、逮捕された本人はなんのことかわからない状態だったと思う。
他府県でも、同様のなりすましが横行していたようだ。誰でもこの被害に遭って、誤認逮捕に至る可能性が
あるといっても、逮捕されてしまえば何を言ってもわからない。
どういった状況か知らないが、ソフトの出所不明のダウンロードをするなといっても、有名なところの紹介
のソフトであれば安全かという保証はない。今後、サイバー犯罪が増加してくると思うが、自己の個人情報
をやたらに確認する割には、大手のプロバイダーなどで情報の流出が目に付くのも事実である。
この手の犯罪はこれからも起こるであろうが、食い止める手立てがはっきりいってないでしょう。警察の啓
蒙用のビデオはあるが、なんの足しにもならない。誠に残念な話である。ハッカー(パソコン技術に優れた
人たち)たちに頑張ってもらい。クラッカー(パソコン技術に優れてそれを悪用する人たち)を出来る限り
撲滅するよう頑張ってもらわなければ、しかし、その力量が現在の警察にあるとは思えないので非常に残念
である。
個人情報を外に流出しないようにする方法は多分皆無であるでしょう。高校では情報モラルが叫ばれ情報の
授業があるが、実際にモラルに力を入れている学校は少ないと思う。教師がいくら頑張ってみても、教師自
体力量的に、ハッカーではなく、かつクラッカーにはとても及びもつかない力量で指導しているのだから、
どうしょうもない。
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