ポケベル、来年9月終了へ
【共同通信 12/3(月) 10:19配信】
「8181(バイバイ)」―。「ポケットベル」と呼ばれた無線呼び出しサービスを全国で唯一展開していた
東京テレメッセージ(東京)は3日、来年9月末でサービスを停止すると発表した。携帯電話の普及に伴う
契約者数の減少が理由。数字の語呂合わせのメッセージ送信などで若者などに人気を集めたポケベルは、
登場から約50年で役目を終えて姿を消す。
1968年に日本電信電話公社が開始したポケベルは、電波で小型の液晶端末にデータを送信する仕組み。
特定の番号に電話をすると、メッセージを送ることができる。96年に契約数が1千万件を超えて平成初期の
時代を象徴したサービスだった。
ポケベルが普及していた頃の風景を思い出すと、公衆電話に学生たちが群がり、公衆電話は取り合いの状
態だったことを思い出す。何をしているのかわからないが、やたらと番号を打ち続けている。ちょうど今
の50代の人々がそうだったと思う。それも一時期の流行で伝達手段だった。でも、それもなくなるそう
である。現在はスマホの時代。簡単に言えばパソコンを持ち歩いているようなもので、なんと技術の進歩
は早いなあと感じる今日このごろである。今の若い人はそんな機器があったことすら知らないであろう。
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