独 り 言

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2018.12.08 水道料金を25年ぶり値上げ 京都・城陽市、平均23%

【京都新聞 2018年12月07日 15時21分】
京都府城陽市議会の総務委員会が6日開かれ、来年4月から水道料金を平均23%値上げする条例改正 案を賛成多数で原案通り可決した。25日の最終本会議でも可決される見通しで、一般家庭向けは25 年ぶりの値上げとなる。
市は、2カ月に40立方メートル使用した場合の水道料金は府営水道の供給を受ける山城・乙訓10市 町で2番目に安い一方、借金に当たる企業債残高は給水人口1人当たり約6万4千円で最も高いと説明 。水道管の耐震化など今後10年間の主要事業に約59億円が必要とし、値上げに理解を求めた。
共産市議は、府営水道について、市が府に支払う水道料金に反映される「基本水量」(年換算514万 6500トン)が、市の実際の受水量(2017年度に121万トン)より過大とし、見直しの必要性 を強調。市は「あり方を巡る議論が受水市町にあるのは事実」と述べた。
23%の値上げとなることを巡り、段階的な値上げを検討したか問う意見が出たほか、市民ネット城陽 の市議は「先を見越した経営が必要だったのでは」と指摘した。市は今後は3〜5年ごとに経営状況を 見直し、料金が適正か判断する方針を示した。

まるで水道民営化に先駆けたような決定だ。経営的に難しいかもしれないが、生活のライフラインの一 つである水道に関して、政府の民営化論が高まる中、こんな話題が一地方都市の中で決定されたことは 非常に遺憾である。これが先例となって次々と民営化の前に値上げがあちこちで起こらなければいいい のだが、その次民営化、更に値上げの構図が見えてくるようだ。現在いくら安くとも、将来的に高くな って、質の問題も含めるとどうなっていくのだろう。他国では一旦民営化されたものが、公営に戻って いるのだから、やはり民営化にすると高く、質が落ちるのは歪めないのではないだろうか?日本でもや はりそんな事になららなければいいが・・・・・・・・