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2018.12.23 琵琶湖のミステリー、過去10年で外来魚最少 ブルーギル寿命?

【京都新聞 2018年12月18日 10時00分 】
滋賀県は17日、琵琶湖に生息する外来魚の2017年の推定生息量が722トンと、過去10年で最少 になったと明らかにした。減少の理由ははっきりしないといい、詳しい調査を進めている。
推定生息量の内訳はブルーギル519トン、オオクチバス202トン。いずれも同一基準で推計した07 年以降、最少になった。
県は減少の要因について、12年に大量繁殖したブルーギルが寿命を迎えていることや、16年の駆除が 順調だったことなどが背景にあるとみている。
漁業者による外来魚の駆除量も今年は激減しており、12月3日現在で67トンと、16年(164トン )の半分以下、07年の8分の1にとどまっている。ブルーギルの幼魚の割合が増えたことや、小型の魚 が多いと捕獲効率が低下して漁業者が駆除作業に出る日数が減ったことなどが要因とみられている。
ただ、今年は16年春に大量に生まれたブルーギルが成長し、駆除量が増える見込みだった。県は外来魚 の生息場所が変化した可能性もあるとして、県漁業協同組合連合会と協力し実態調査を行っている。

外来魚の減少は、昔、話題になった。すすきの生息場所に黄色い花のセイタカアワダチソウと同じ運命を たどるのだろうか。現在、琵琶湖の生態を考えると、エビやモロコ、フナなど昔から生息していた琵琶湖 の生き物たちを駆逐していったように思えるが、ひょっとしたら、生物は生命力が強く再び繁殖をしてい くことを信じたい。一時期はセイタカアワダチソウに駆逐されて、すすきがなくなると思われていたが、 自然界はどっこい生物の平衡をうまく保つようである。ブルーギル・オオクチバス(ブラックバス)がや がて少なくなり、もとから板魚たちが戻ってくるのかなあ。ぜひそうなってほしい今やセイタカアワダチ ソウとすすきは同じ地盤で共存しているではないか?。