独 り 言

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2018.12.24 京都で働ける…LINEの開発拠点に海外から応募殺到

【産経新聞 12/23(日) 20:40配信】
無料通信アプリを手がける「LINE」(ライン、東京)が京都市に設置した新たな開発拠点の採用に、 外国人の応募が殺到した。応募者1千人中、約8割が海外からの申し込みだったという。なぜ、海外から の関心が集中したのか。背景には、世界でも高い知名度を誇る京都ならではの事情があるようだ。(浜川 太一)
京都市中心街に建つ雑居ビルの一室。しゃれたカフェのようなオフィス内では、私服姿の外国人技術者ら が英語で会話を交わしながらパソコンに向かっていた。
ライン京都オフィスは、人工知能(AI)などの先端技術を取り入れたサービスの開発を目指し、東京、 福岡に次いで6月に同社が開設した国内3つ目の拠点。勤務する技術者ら19人のうち半数は外国人で、 出身地もフランス、スイス、英国、米国、中国、台湾−と多様だ。
「京都は国際的にも有名な場所。優秀な海外の技術者が日本で働くきっかけになると思った」。同社京都 開発室の御代田亮平さん(35)は京都に進出した狙いをこう話す。
実際、採用された技術者たちも 京都という街にひかれて応募した人が多い。メキシコ出身のカルロス・ペレスギテレスさん(30)は「 海外で働くのが夢で、中でも京都は魅力的だった」とし、「寺院が立ち並ぶ京都の街を歩いていると、い ろいろなアイデアが浮かんでくる」と話す。台湾出身の陳(チェン)●(=日の下に立)(ユー)丞(チ ャン)さん(31)も、「古さと新しさを兼ね備えた街。挑戦には適した街だ」と笑顔を見せた。
10月に米の有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」が発表した「魅力的な世界の大都市ランキング」 (米国を除く)では、京都は首位の東京に次ぎ、2位にランクイン。寺社が立ち並ぶ伝統面に加え、近年 は作家や芸術家が多く移り住んでいる新たな側面が評価された。
学生数や研究機関の多さも、ラインが京都に進出した理由の一つだ。文部科学省の平成28年度調査によ ると、京都市(人口約147万人)の学生数は過去最多の約14万7千人。全国20政令指定都市中1位 で、実に人口の1割が学生という環境だ。
京都オフィスでは3年後、技術者100人体制を目指しているといい、御代田さんは、「優秀な学生も採 用しながら、京都の街全体を実験台にして、さまざまな挑戦をしたい」と話した。

日本の企業は特にITに関しては遅れていると言ってもいいほどである。その中でも東京がITの中心で あり、関西は明らかに後進的な地域である。しかし、京都という場所は外国人に対しては比較的融和して 取り込んでいく土壌があると思う。ITというと東京へと日本人は流れていくが、関西にも拠点を作って 欲しいものだ。それが日本人でないのが少し残念だが・・・・・・・・。