独 り 言

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2019.01.03 日ロ平和条約交渉が焦点=拉致解決へカギ握る「米朝」19年

【時事通信社 1/2(水) 18:39配信】
2019年の日本外交の最大の焦点は、安倍晋三首相が長期政権のレガシー(遺産)にしようと取り組むロシ アとの平和条約締結交渉だ。
北朝鮮による拉致問題の解決や、一気に冷え込んだ韓国との関係改善も課題。外国要人を招く大型行事も 目白押しで、日本外交が活発化しそうだ。
首相は21日にロシアのプーチン大統領との会談に臨む方向。両首脳は昨年11月の会談で、1956年の日ソ共 同宣言を基礎に条約交渉を加速させることで一致した。首相は歯舞・色丹2島の先行返還にかじを切った 形だ。
首相は6月の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせてプーチン氏が来日する際に具体的な成果を得る段取 りを描く。ただ、ロシア側は2島の主権などをめぐってけん制を続け、2島返還でさえ難しい交渉を強いら れるのは確実だ。
首相は極東での経済協力の深化をてこに打開を図る構えだが、政府関係者からは「そんなに簡単ではない 」との声が漏れる。2島返還後の在日米軍基地の設置を警戒するロシア側が、設置しないことの確約を日本 に求めてきた場合、米ロの板挟みになる局面もあり得る。首相は1日の民放テレビ番組で在日米軍について 「決してロシアに対して敵対的なものではない」と述べ、理解を求めた。
拉致問題は、2回目の米朝首脳会談の結果がカギを握りそうだ。北朝鮮は対米関係改善を最優先しており、 首相が意欲を示す日朝首脳会談は、北朝鮮非核化に関する米朝協議次第との見方がもっぱら。政府は拉致 問題を置き去りにさせないため、米韓両国と緊密な連携を維持する姿勢だ。
首相はトランプ大統領との個人的な信頼関係を生かし、米国との良好な関係を堅持したい考え。5月の新天 皇陛下即位後、最初の国賓としてトランプ氏を迎えることを検討している。一方、日米両政府が1月下旬に も始める物品貿易協定(TAG)交渉は、対象項目をめぐって激しいせめぎ合いがありそうだ。
◇対照的な中・韓
中国との関係は、双方が「正常な軌道に戻った」と表現。この改善基調を、東シナ海でのガス田開発など懸 案解決につなげられるかがポイントとなる。昨年は李克強首相の来日と安倍首相の訪中が実現。両国は首脳 往来の安定化に向け、年内の習近平国家主席来日を調整している。
対照的に日韓関係は、昨年10月以降、急速に悪化した。日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた韓国最高裁 判決に加え、日韓合意に基づき元慰安婦支援のためつくられた財団が解散。韓国海軍による自衛隊哨戒機へ の火器管制レーダー照射が関係悪化に拍車を掛けた。日本側が一時、昨年中の実現を目指した文在寅大統領 の来日はめどが立たず、当面こう着状態が続きそうだ。
b ◇要人来日ラッシュ
19年は6月にG20首脳会議、8月に第7回アフリカ開発会議(TICAD)、10月に新天皇即位関連の儀式があり、海 外の元首クラスが多数来日する。G20ではプーチン氏に加え、トランプ、習両氏らの来日も予想される。
昨年のG20首脳会議では、首脳宣言から「反保護主義」の文字が抜け落ちた。米国が保護主義を強める中、自 由貿易推進に向けて有効なメッセージを打ち出すことができるのか。議長を担う首相の手腕が試される。

何という心地いい流れなのか。米・ロ・中をうまく操って、安倍首相主導で国際政治を動かしているみたい な動きを示しているが、その実、何も実質的なものは何もない。しかし、表向きには快い動きを示している 。安倍を中心として、大きな流れを作ろうとしている。一方、気になるのがここ一週間政治ネタの記事がネ ットでもだんだん少なくなって、バラエテイ化している。気がする。これは私だけが感じることなのだろう か。そこには何か大きな力が働いている気がし仕方ない。NHKの話題にしてもなにか変な気がする。本質 をそらして、政治の裏にうごめくなにか重要な事柄を隠している気がする。