基盤機構、拡散予測を業界丸投げ 「人手不足」と説明
原子力規制委員会が10月に公表し、訂正が相次いだ原発事故の際の放射性物質拡散予測について、作製を
委託された独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)が、原子力業界と関係が深いコンサルタント会社
に約977万円で作業を丸投げしていたことが21日、分かった。JNESは「人手がなかった」と説明し
ているが、実際の作業は予測プログラムにデータを入力するのが主で、孫請けにまで出す必要があったかは
疑問だ。予測に用いた風向きなどのデータは電力会社からの提供で、試算も原子力業界に依存していたこと
になる。
河北新報社(2012年11月21日水曜日)
原子力規制委員会は結局は眉唾なんだろう。金儲けののため、孫請けにデータ入力を依頼しているとは、世
間でこんなにも原発に過敏になっている時に、どうしてこんな事が行われるのだろう。結局は利権に群がる
ハイエナと同じだ。これからも原発を推進しようとする人たちは、ほかの方法があっても、ひた隠しにして、
日本は資源がない、資源がないと絶えず言い続けるのでしょう。資源のないのは誰が見ても自明のことなの
だが、その中でいかに再生可能エネルギーを模索するかは人力にかかっている。
そんな中で、不正まがいのことが行われ、一部の人間が甘い汁を吸うといったことはなくして欲しい。電力
会社は原発を推進し、電気代を値上げすれば、それで済むかもしれないが、事故が起こったときは、みんな
どこかに幹部たちは逃げてしまっているのだろう。
一部逃げられない現場の人々が、あたかも張本人で悪者にされながら頑張ってくれるのでしょう。それでも
事故が起こったときに食い止めることができればいいが、日本はどこをとっても活断層だらけである。そん
な島国にいて、原発推進なんて非常に怖いことだ。日本だけならまだ救いもあるが、近隣の国々を巻き込む
ことは、自明の理である。地球規模で考えてほしものですね。
あまりに独り言ばかり続いていますので、次回は地域情報として、秋の紅葉風景をアップしていきます。こ
うご期待ください。
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