独 り 言

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2013.02.05    アベノミクス、じわり家計圧迫 円安で身の回り品値上げ

安倍政権の経済政策アベノミクスによる円安で、輸入品などの価格が上がっている。ガソリン・電気代をはじ め、小麦や冷凍野菜などにも広がる。円安は輸出企業の業績を良くするプラス面もあるが、身の回り品の値上 がりは、家計を圧迫しかねない。
農林水産省は27日、製粉会社などに売る輸入小麦価格を4月から約10%上げると発表。米豪などの不作に  円安が追い打ちをかけた。ほぼ輸入に頼る小麦でつくるパン、うどんなどは今後、高くなる可能性がある。
財務省が27日発表した1月の品目別貿易統計でも、輸入食品の値上がりが目立つ。ポテトなどの冷凍野菜、 家畜のえさ用のトウモロコシの価格は、昨年10月から10%以上も上昇した。
店頭では輸入食品の値上がりの動きはまだ見られないが、関東の中堅スーパーは「一部の品目で、仕入れ先か ら値上げの打診を受けた」(仕入れ担当者)と明かす。(朝日新聞 Web版) 

適度なインフレとは言葉はいいが、庶民にとって、給料(収入)が上がらない状態で物価のみがじわじわと上 昇していくなんということだ。結局は、生活を苦しめていくだけのことで、昔の公共事業のように、ハコモノ を作り一見生活が楽になったような錯覚をみんなに植えつけその裏で、円安を背景に物価を上昇させて、給与 はそのまま、どこに希望が持てるのだろうか。少しでも高そうなところは公務員だから、給与を下げればいい といった理論になる。しかし、実際は本当にお金のある人間にはなんのペナルティもない。そんな世の中だ。 情けない話だ。身を切られる思いで年金生活が待っていると思いきや年金の先伸ばしといった施策が当然のよ うに世間に受け入れられると思っているのだろうか。大企業は大切にするが零細な収入の少ない人間はだんだ んと生活が苦しくなっていくだけのような気がする。所詮、政権を取る目的だけの玉虫色のアベノミクスだっ たのだろう。