伏見稲荷大社

 京都府京都市伏見区藪ノ内町

 目次       2012.12.09撮影
伏見稲荷大社のシンボルといえば、お狐さんですね。神の使いとして、存在しているようです。もう一つ朱塗 りのベンガラの防腐剤の景観です。
とはいえ、伏見のお稲荷さんとして商売繁盛の神様として有名なところです。商売人の人たちはお正月ともな れば、お参りに訪れる場所の一つです。門の横にはそれを象徴して守っているようですね。
もう少し入っていくと、青銅でできた狐が威風堂堂と、秋の収穫を祝っているように稲を口にくわえて、神の もとへ、運ぼうとしているのでしょう。
 
少し登っていくと、本堂ではありませんが、いたるところに祠のような、祠でないような建物がいたるところ にあります。二人の人が何かを祈願しているところがいいですね。人が全くいないようですが、実は、その周 りは人で溢れています。たまたま、いい感じに撮ることができました。
 
やはり、伏見稲荷の名物といえば、千本鳥居です。実際の数はわかりませんが、千本ははるかに超えていると 思います。ひょっとしたら数万本の鳥居が所狭しと並んで、トンネルを形作っています。これはもう壮観です。 木漏れ日が、鳥居の朱を引き立てています。これも、ちょっとカーブになって人が途切れたところをうまく撮 れました。
 
鳥居の外から並んでいるところを、隙間からちょっと出て撮ってみました。山の斜面に順に並んでいる様子が 見られまます。こんな光景も面白いですね。
 
普通のお狐さんは、周囲を睨みつけて、まるで見張っているようですが、中には、こんなように逆さになって 愛嬌を振りまいています。面白いですね。
途中、鳥居のトンネルを通っていくと、所々に、祠があって、その中に昔懐かしい、井戸を見つけました。本 当にまだ使えるのかなと思い動かしてみると、立派に水を汲み出すことができました。そこで手を清めて、お 参りをし、また鳥居に戻り、ルートに戻りました。
 
こんな狐もいます。途中のことなのですが、空を飛んでいる様子をあらわしている狐です。狐がこの稲荷山で は暗躍しているのでしょう。夜となればもっとその感じが浮き彫りになってくるのでしょう。
 
こんな狐もいます。うつらうつらと日差しを浴びて、今にも眠りこけてしまそうな狐です。普通、威風堂々と 周囲を似たんでいる感じで祠を守っているのですが、この狐はちょっとサボり気味なのかもしれませんね。そ こがまた面白いです。
 
最後に、稲荷大社ではありませんが、その横の大社には珍しい狛ガエルがいました。様々な狛犬はいますが、 流石にカエルの狛ガエルは珍しいと思いますよ。何度も伏見稲荷大社に来ていますが、見落としていました。
 
久しぶりに行って、やはりちょっと見る時期や、年齢の違う時はまた違う顔を覗かせてくれるものですね。本 当は坂口安吾が愛したという、雀の焼き鳥や七味唐辛子も見たかったのですが、また機会があれば見てみたい と思います。雀もだんだん数が減っているようで心配です。