山科川を南下して、ちょうどパセオダイオゴロウの山科川の反対側にあるちょっと珍しい神社を見つけました
。もちろん駐車場はないのですが、北小栗栖にある旧村社で、御祭神は不明のようです。
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その行く道に、小栗栖街道があって、その途中の塀にはお地蔵さんがありました。所々で、京都の街中では、
お地蔵さんが道路にはみ出さないように塀の中に安置されているところが見られますが、ここも同じようなも
のです。
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もう少し行くと、墓所があって、六地蔵が安置されていました。いたずら防止なのか、鉄格子の中に安置され
ているのは寂しいものですね。
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街道に沿って、車を避けながら歩いていくと、やっと天神宮にたどり着くことができます。長い階段を登って
いけばその頂上に、きっと本殿があるのでしょう。普通天神さんといえば、天満宮と書かれているのに、天神
宮と書かれているのは面白いと思いました。
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階段を、撮って見てもらったのは、階段がかなり急な感じを持っていただきたいと思ったからです。
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頂上には本殿があります。社殿旧記ともに火災にあって、正確な創立の年代は判らないが、口伝に依ると法琳
寺が創建された時、 その鬼門除けに、この地に天神社を建立されたとも伝えられている。とすれば、法臨時
は藤原鎌足の長子、 定慧の創建と伝えられているところから、天智天皇の御代(西暦670年頃)で約千三百
年前に当る。 以来、北小栗栖の産土神として崇敬を受け親しまれて来た。 ≪境内案内板より≫ 普通の神社のようにきらびやかではなく、なんとなく昔から、ある村の天神さんといった感じがひしひしと伝 わってきます。 |
もう少し離れて、階段を強調したいのと、住宅街にある感じを見て欲しいと思いちょっと離れて、写真を撮っ
てみました。電線などが写って見苦しいですが、近くに民家がある様子がわかるでしょう。そして、不思議と
狛犬がいなかったのはちょっと不思議でした。
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神社を後にして、川沿いを歩いていると、杉の実がなっていました。きっと雌花なのでしょう。春よ来いと春
を呼び寄せているようです。まだこれから、本格的な冬になろうとしてるというのに!
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雌花のすぐ近くには、悪名高いスギ花粉を放出するお花がやがて来る春に備えているようです。花粉症の人に
はゾッとする光景なのでしょうね。
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川に沿って歩いていると、コガラが数匹群れていました。文鳥に似た鳥で、やや、文鳥よりかは小柄な気がし
ます。
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今回は、散歩がてら、ゆっくりと山科から醍醐に向かって歩いてみました。歩いていると、車では気のつかな
い新たな発見もありますので、また楽しいものです。
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