芙蓉(ふよう)と木槿(むくげ)の違い

 妙蓮寺の観察より

 目次
芙蓉(ふよう) の大きな特徴は、僕のような素人でも簡単に解る方法は葉っぱを観察すれば一目瞭然です。 五角形の葉っぱだと芙蓉。実物を比較観察すればすぐわかります。
木槿(むくげ)の大きな特徴は葉っぱが小さく尖っています。花でも違いはあるのですが、わかりにくいです。
 

芙蓉(ふよう)と木槿(むくげ)の違い一覧
項 目 芙蓉(ふよう) 木槿(むくげ)
学 名 Hibiscus syriacus Hibiscus syriacus
科 属 アオイ科 フヨウ属 アオイ科 フヨウ属
別 名 木芙蓉 ハチス キハチス(木はちす)
園芸分類 落葉〜半落葉低木 落葉低木
高 さ 2〜5m 3〜4m
花 期 7月下旬〜10月上旬 7月中旬〜9月
原産地 日本、中国、台湾 中国
分 布 関東以西 関東以西
花びら 椀状(20cmクラスもあり?) 5弁の5〜7cmの径
(20cmクラスもあり?)
花びら 一日花 一日花
樹 形 多く枝分かれして横に
こんもりと広がること
直線的な枝を上方に伸ばす
雌しべ 5本に分かれている。
先端が曲がっている
分かれていない。真っ直ぐ
雄しべ 雌しべの下に沢山つく 雌しべの下に沢山つく
葉の大きさ 大きい 小さい
葉の形 葉は掌状
(五角形〜多角形)
で、 花柄が長い互生
葉の形が楕円形や
卵形の葉の付け根
(葉柄に近い方、基部)
のように丸味がある